運動不足解消などを目的に、ダンスを習いたいと考えている人も少なくありません。ダンスと一口に言っても一人で踊るものからペアで踊る社交ダンス、さらにグループで創り上げる創作ダンスなど幅広くあります。さらにテンポの速いものからゆったりとしたものまであり、自分に合ったダンススタイルを見つけることがポイントになります。自分と相性の良いダンスはどう見つけたら良いのでしょうか。
一番簡単なのは、踊ってみたいと思ったダンスに挑戦することです。テレビ番組や動画などでさまざまなダンスが紹介されていますので、どんなダンスムーブをするのか、事前に把握することができます。その時点ではできる・できないに関係なく、純粋に踊ってみたいという気持ちが大切です。
踊ってみたいダンススタイルが見つかったら、それを教えてくれる教室があるかどうか探してみましょう。通える場所に教室があれば、問い合わせてみて、見学や体験レッスンを受けられるかどうか聞いてみます。参加する前に体験レッスンを受ければ、実際にどんなダンスムーブをするかが体験できますし、本格的に習ってみたいかどうかの判断材料にもなります。
もし踊ってみたいダンスが見つからない場合は、目的別で選んでみてはいかがでしょうか。例えばダイエットや体のラインを整えたいのなら、バレエやハワイアンフラなどベリーダンス系のダンススタイルがおすすめです。バレエは子供の頃から習っていないと無理というイメージがあるかもしれませんが、成人してから始める人も少なくなく、初心者向けのバレエ教室も多くあります。趣味や体型キープ目的であれば、始めても遅くはありません。ベリーダンス系は腰回りの動きがハードである程度の体力とストイックさが必要とされるダンスになりますが、ボディ磨きには最適です。
幅広いジャンルの音楽を聴くのが好きという人が向いているのは社交ダンスです。社交ダンスはペアダンスですので、曲を頭に入れながら組んだ相手のダンスムーブを意識する必要がありますので、身体だけでなく脳の活性化にもつながります。同じペアダンスでも、サルサなどラテンダンス系はよりテンポの速いダンススタイルです。異性と交流することに違和感がない、情熱的に踊ることで自分を表現したいという人向けと言えます。ラテンダンスを教える教室には、日本人だけでなく外国人が習いに来ていることもあります。ダンスを通してよりグローバルな交流を求めたいという人にもピッタリのダンススタイルです。